• キッチンを隠したいなら!新築で叶える目隠し設計術

    新築住宅でキッチンを計画する際、気になるのがキッチンの見え方です。
    特にオープンキッチンは、生活感が丸見えになることも。
    来客時だけでなく、普段の生活でも落ち着いて過ごせるよう、キッチンを上手に隠す工夫は重要です。
    今回は、新築段階でできるキッチンの目隠し対策について、間取りや設計、収納との連携、費用などを含め、ご紹介します。
     

    新築でキッチンを隠したい人のための間取りと設計のポイント

     

    キッチンを隠すための間取りプラン例

     
    キッチンの位置や形状は、目隠しの方法と密接に関係します。
    例えば、リビングとは独立した位置にキッチンを配置するクローズドキッチンは、最も効果的な目隠しとなります。
    一方、オープンキッチンを希望する場合は、アイランド型やペニンシュラ型など、形状によって目隠し対策も変わってきます。
    アイランドキッチンは、カウンターの高さを調整したり、一部に腰壁を設置したりすることで、手元を隠すことができます。
    ペニンシュラキッチンは、カウンターと壁との間に空間を作ることで、視線を遮ることができます。

    また、リビングダイニングとの間に壁や間仕切りを設けることで、完全にキッチンを隠すことも可能です。
    間取りの段階で、どのようなキッチンにしたいか、そしてどのような目隠し方法をしたいかを明確にすることが大切です。
     

    収納と目隠しの連携によるスマートなキッチン設計

     
    収納をうまく活用することで、キッチンの生活感を目立たなくすることができます。
    食器や調理器具を収納するだけでなく、食品ストックやゴミ箱なども収納内にしまうことで、すっきりとした印象になります。
    収納は、吊戸棚や床下収納、カウンター下収納など、様々なタイプがあります。
    キッチンのレイアウトに合わせて最適な収納場所を選び、収納量や使い勝手を考慮することが重要です。

    特に、オープンキッチンでは、見せる収納と隠す収納をうまく組み合わせることで、おしゃれさと機能性を両立できます。
    例えば、お気に入りの食器をオープン棚に飾り、普段使いの食器や調理器具は引き出しや戸棚に収納するなど、工夫を凝らすことができます。
     

    キッチン目隠しのための窓や壁の素材選び

     
    窓や壁の素材選びも、目隠しの効果に影響します。
    窓には、すりガラスや曇りガラスを使用することで、光は通しつつも視線を遮ることができます。

    また、ブラインドやロールスクリーンなどを設置することで、必要な時にだけ視線を遮ることができます。
    壁材には、タイルやレンガなど、デザイン性と耐久性を兼ね備えた素材を選ぶと、キッチンをよりおしゃれに演出できます。
    さらに、壁の色や素材によって、キッチンの印象も大きく変わります。
    明るい色を使うことで、開放感を高め、暗い色を使うことで、落ち着いた雰囲気を作ることができます。
     

    新築時のキッチン目隠しオプションと費用相場

     
    新築時にキッチン目隠しのためのオプションを選択することも可能です。
    例えば、腰壁やカウンターの高さを変更したり、間仕切り壁を設置したりといったオプションは、設計段階で検討することで、後からリフォームするよりも費用を抑えることができます。
    費用相場は、使用する素材や施工方法、オプションの種類によって大きく異なりますが、腰壁の設置で15~40万円程度、間仕切り壁の設置で8~25万円程度が目安となります。
    施工事例集
  • キッチンを隠したい 新築住宅における目隠し方法の検討

    クローズドキッチンを採用するメリットとデメリット

    クローズドキッチンは、完全にキッチンを隠せるため、生活感を完全にシャットアウトできます。
    また、ニオイや音がリビングに響きにくいというメリットもあります。
    しかし、独立した空間となるため、リビングとのコミュニケーションが取りにくくなったり、料理の配膳が不便になったりするデメリットも存在します。

    オープンキッチンでも隠せる工夫アイディア

    オープンキッチンでも、様々な工夫で生活感を隠すことができます。
    例えば、ロールスクリーンやカーテン、パーテーションなどを活用することで、必要な時にだけ視線を遮ることができます。
    また、食器や調理器具を収納棚にしまう、カウンター上に物を置かないなどの工夫も効果的です。
    さらに、観葉植物やおしゃれな小物を配置することで、視線を分散させることもできます。

    半オープンキッチンなど、その他の目隠し方法

    半オープンキッチンは、カウンターの一部を壁で囲うことで、手元だけを隠すことができます。
    これは、オープンキッチンの開放感を維持しつつ、生活感を抑えるためのバランスの良い選択肢です。
    また、アイランドキッチンやペニンシュラキッチンでは、カウンターの高さを調整したり、一部に腰壁を設置したりすることで、手元を隠すことができます。

    目隠しと通気性の両立のための換気システム

    キッチンは換気が重要です。
    目隠しをすることで換気が悪くなる可能性があるため、換気システムの計画も重要です。
    換気扇の性能や設置場所を検討し、十分な換気を確保できるよう計画しましょう。
    レンジフードの性能を高める、窓を増やす、換気扇を複数設置するなどの方法があります。

  • キッチンを隠したいなら!新築で叶える目隠し設計術

    まとめ

    新築住宅でキッチンを隠すには、間取りや設計段階からの計画が重要です。
    クローズドキッチン、オープンキッチン、半オープンキッチンなど、それぞれのメリット・デメリットを理解し、生活スタイルや好みに合った方法を選びましょう。
    収納の工夫や窓・壁の素材選び、換気システムの計画も忘れずに、快適で落ち着けるキッチンを実現してください。
    目隠し方法は、DIYからリフォームまで様々な選択肢がありますので、予算や好みに合わせて最適な方法を選択しましょう。
    新築時のオプション検討も費用を抑える上で有効な手段です。

    当社では、生活感を隠したいキッチンづくりのご相談も承っております。
    建築家とともにデザインだけでなく高気密・高断熱といった性能面にも優れた空間を実現し、ハウスメーカーよりコストを抑えながら理想の住まいをご提案します。
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監修者情報

代表取締役 浅野 隆弘

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浅野 隆弘

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